今日は、今年度の日進アグリスクールの集大成「共食ワークショップ」でした。
今年度は「米づくり体験コース」に加えて「6次産業体験コース」の2つを
担当させて頂きました。
昨年度の教育ファーム検討委員会やアンケートの中で、
「作って、食べたい!」というお声もいただきましたので、
2つのコースの方が一緒にお互いが作ったものを調理して
一緒に頂く「共食」をテーマとした内容でした。
会場は、日進市総合運動公園キャンプ場。
雨が心配でしたが、明け方に降った様子はあったものの
準備の段階ではもう天気が回復しており、
滞りなく皆様をお迎えする準備ができました。
まずは、日進市農政課岡田課長補佐、山本理事長からご挨拶。
教育ファームの意義を説明後、スタッフ紹介と続きました。
たくさんの方にご参加頂いておりますので、フルスタッフでこちらものぞみ、
簡単に自己紹介をさせていただきました。
そして、恒例の「にっしん体操」手洗いの歌verで、「にっしん~、にっしん~」
ここからは調理タイム!
2つのコースに分かれて担当します。
「米づくり体験コース」は、育てた「峰のむらさき」を使って、竹筒炊飯。
薪割り、火おこし、米をといで竹筒の中に入れ、火にかける工程を
「6次産業体験コース」は、大豆を使って「豆腐作り」。
味の違いのレクチャー等々を踏まえて、にがりを調合し、温度を丁寧に上げていきながら、
ある一定の温度に達したところで、にがりを入れて行く工程を体験頂きました。
皆さま楽しみながら集中して作業に取り組んでくださいました。
一旦調理が落ち着き、できるのを待ちながら、
お互いのコースの振り返りレクチャーを行いました。
風が徐々に強くなってきて、スクリーンが風にあおられながらでしたが、
どのような工程を歩んできたかを振り返りながら、
レクチャーをさせていただきました。
振り返りレクチャーが終了した頃には、豆腐も、竹筒炊飯で炊いたご飯もできあがり!
いよいよ待ちに待った共食です。
お互いが作ったものを一緒に食べる。そしてサプライズ!
ご飯、豆腐だけではなく、具だくさんのお味噌汁、おからをはじめとしたおかずもご提供させていただきました。
無農薬化学肥料除草剤を一切使わないオーガニック農法で作られた作物達だからこそ、
大根やにんじんの葉っぱまでをすべていただくことができます。
全てを無駄にしない、それを体感して頂くおかずです。
「おいしー」の声があちこちから届く中、
今回のメニューに取り入れた食材について薬膳の観点から
知識のレクチャーを食育さんから。
冬にはどのような食べ物が良いかをお伝えしました。
今年度は本当に世の中の変化や天候で当初の日程通り進まないことがございましたが、
これで全て無事に終了することができました。
1年間ご参加くださいまして、誠にありがとうございました。